ぼくが起きているとき、誰かがぼくの生きている夢をみているのだとして、そうしたらぼくはそのひとの夢の住人でしかないのだ。
だとしたら、ぼくが眠っているときにぼくの夢に現れる誰かは、ぼくの夢で動いているぼくは、一体誰なんだろう。
1月 13, 2015





聞こえない声は聞こえない声の石鹸聞こえない声の奥から聞こえない声は冷蔵庫で聞こえない声たたたた聞こえない声と金魚鉢の聞こえない声たたたた
1月 12, 2015





わからない。何に焦ってるんだ。聞こえない声が聞こえる。 わからない。何に焦ってるんだ。聞こえない声が聞こえる。 わからない。何に焦ってるんだ。聞こえない声が聞こえる。
聞こえない声が聞こえる。
1月 12, 2015





きみのことを愛しているといいながらきみの前できみからの恋文をひきさくぼく
1月 12, 2015





こんなに小さな宝石が、きみの紡ぐ声です。落ち込みますか。自分を責めますか。
うつくしいと誇ってください。あなたが貶めたものを、他の誰が掬い上げるでしょうか。 これはきみだけの宝石です。
涙で洗わないで。笑顔で飾らないで。 きみだけのために、きみの心からうまれてきたのです。
1月 9, 2015





ご都合主義のありきたりなものでいいんだ きみにハッピーエンドを贈りたい
1月 7, 2015





同じにんげんはね、ふたりもいらないんですよ。同じにんげんなんていないって言いますけど、いるんです。だから、
1月 5, 2015





――愚かなるは不信の心なり。きみ、賢しらに、ぼくを信じてくれなどと叫ぶのは、そこの塑像を盲いたまま崇拝せよと強いるようなものさ。塑像だよ、塑像。首のない十字とどちらが清いかね。
1月 5, 2015





せいのはじめにくらく しのおわりにくらし「金閣寺は二度燃える」えりえりれまさばくたに「大っ嫌いだ」「あいしてる」蛙の目から薔薇が咲く。血の詰まった袋から砂。「忘れてしまえ」「思い出して」
――愚かなるは不信也。
1月 5, 2015





おつらいのならその手をはなせ
おつらいのならおちてゆきなさい
生きていくのがおつらいのなら
口に石をつめこんで
さよならしようよさよならさよなら
さよなら。ぼくのいのち、あげる。
1月 5, 2015





お墓がない、お墓がない、参りたいのにお墓がない、あなたのために手折った花が、みるみるうちに萎れ散る、お墓がない、お墓がない、
わたしはどこでなけばいい。
1月 4, 2015